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ホームドラマのおかみさん役などで親しまれた女優の池内淳子(いけうち・じゅんこ、本名・中沢純子=なかざわ・すみこ)さんが亡くなったことが30日、分かった。

 76歳だった。密葬は親族で済ませた。

 

東京・日本橋の三越デパート勤務の後、雑誌モデルを経て、1955年、新東宝映画「皇太子の花嫁」でデビュー。60年、昼のテレビドラマ「日日の背信」で既婚男性との恋に悩むヒロインを演じて注目された。61年に新東宝を退社した後も、映画やテレビドラマで芯の強い主婦や薄幸の女性など様々な役柄を演じて活躍した。

 転機となったのは、東宝映画「駅前」「社長」両シリーズだった。勝ち気でつやのある芸者役で新境地を開き、芸者・てまり役を演じたTBSドラマ「女と 味噌 ( みそ ) 汁」シリーズでは程良い色気と知性を感じさせる女性を好演して人気となった。その後も、日本テレビのドラマ「つくし誰の子」(71~75年)、NHK朝のテレビ小説「ひらり」(92年)などに出演。かっぽう着姿が似合うおかみさん役などで広く親しまれた。
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