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 人気女優・上戸彩(25)とEXILEのリーダー・HIROがまさかの熱愛!そんな仰天記事が10月7日、一部の朝刊スポーツ紙に掲載されたのは記憶に新しいでしょう。

 この「一部の」というのがなんとも微妙なところ。

 正確には2紙が1面で報じ、もう1紙が芸能欄に掲載された。

 本当のスクープだったら1紙独占となるはずだし、それなりに情報が漏れていたのなら全紙横並びでドーンと掲載されるのが通例。

 そのどちらでもない、というのは妙な話だ。

 つまり、ハッキリ言ってしまえぱあの熱愛報道はまったくのガセネタ。

 それであんなおかしなことになってしまったというのだ。

 毎月新聞休刊日には各スポーツ紙が、いわゆる"飛ばし"ネタをガンガン書く。

 宅配は休みでも駅売りはあるので、この日の売り上げはグーンとハネあがる。とりあえず手にとってもらうために1面は派手に行くのだ。

 今回の上戸熱愛ネタも10月11日の休刊日用に某スポーツ紙が温存していた"飛ばし"だといわれている。

 ところがそれをどこかで聞きつけた他のスポーツ紙が7日売りの紙面で掲載することを決めてしまった。

 もともとは11日に掲載するはずだった社も慌てて7日に掲載…

 それでこんなにいびつな現象が起こってしまったという。

 かつてはたとえ芸能ネタであってもガセ記事を大々的に載せることは御法度だった朝刊スポーツ紙だが、休刊日の売り上げ対策で"特例"を認めてからは、そんなルールも消し飛んでしまい、いつしかインパクトを重視したスクープ合戦時代へと突入してしまった感がある。

 週刊誌と違ってスポーツ紙で報じられると、いやでも朝ワイドの新聞コーナーで紹介される。

 各テレビ局がそれをやるんだから、困ったことにどんなガセでも信憑性が出てしまう。

 それがネットを介して定説になってしまったら、もっと厄介なことになる。雑誌だと本当のことを書いてもテレビはスルーしちゃうんですけどね(苦笑)。

 その繰り返しでどんどんスポーツ紙のモラルが低下してきているんですよ。

 もっとも、こんな風潮を生んでしまったのは大手芸能プロダクション。

 どこかの週刊誌に所属タレントのスキャンダルが掲載されるとわかるや、各スポーツ紙の担当記者に連絡して、週刊誌が発売される前に全面否定する記事を書かせる。

 つまりは『芸能界の火消し役』なんですよ、現在の朝刊スポーツ紙というのは。

 そうやって利用しているので、たまのガセ記事は大手事務所も黙認してくれる。

 今回の騒動にしても、誰も熱愛なんて肯定していない。

 上戸にとっては月9の宣伝になり、森田剛との破局ネタが消せる。

 EXILE的にも各方面に貸しが作れた。

 誰も損をしないから成立したんです。

 実際、報道直後にドラマの会見に登場した上戸は「お騒がせしてすいません」とだけコメントすると笑顔も見せずに退席しており、熱愛宣言は飛び出さなかった。

 世間を惑わせるだけで、なんともお寒いスキャンダル。

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